2008年10月20日

身長は遺伝で決まる?

メンズモデルやきれいな女優さんには、すらっと背の高い人が多いですね。
そんなこともあって、身長の高いことが見た目に良いことと捉えられ「もうちょっと背が高かったらなぁ」と望む人が増えています。
自分の身長のことで悩んでいるのは若い男性に多いようですが、子どもの身長の伸びについて悩んでいる親御さんも多いと聞きます。

「親の背が低かったから私も背が伸びなかったよねー」と言いながらも自分の子どもには少しでも高く背を伸ばしてあげたい、というのが親心です。
しかし、本当に身長は遺伝で決まるのでしょうか?
身近に「両親はそんなに大きくないのに子どもは背が高い」という人はいませんか。
またバレーボールなどのスポーツ選手には、両親よりかなり背が高く成長した人が少なくありません。
そうです、身長を決めるのは親からの遺伝だけではないのです。
もちろん親からの影響も受けますが、あくまでも「そうなりやすい体質」を受け継いでいるだけのことです。
身長を伸ばすには、いかに成長を促す生活を送るかという生活環境が大きく関わってくるのです。
割合で言うと、遺伝2割、生活環境8割、というところでしょうか。

身長を伸ばすために必要なのは成長ホルモンです。
成長ホルモンの分泌を増やし、丈夫な骨を育てることで、身長が伸びていきます。
子どもの背を伸ばしたいのなら、栄養摂取と運動のバランスのとれた生活、また成長の妨げとなるストレスなどの負担を感じさせない生活を送ることです。
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予測身長

両親の背が低い方だから、自分も背が伸びなくて当然だと思っている人、いませんか?
実は身長の高さが遺伝に関わっているのは2〜3割で、あとの7〜8割は成長期の生活環境に起因するそうです。

とは言ってもやはり親の体質から受け継ぐものもありますので、両親の身長から子どもの将来的な最終身長の予測がある程度できるという話があります。
その計算式は次のとおりです。
男の子の場合、(父親の身長+母親の身長+13)÷2
女の子の場合、(父親の身長+母親の身長−13)÷2
自分の両親の身長から計算してみると多少誤差があるでしょう。
身長を決める要因のおよそ8割が生活環境によるため、違っている人の方が多くて当然かもしれませんね。

予測身長からどれだけプラスαを伸ばすことができるかが、生活環境に関わってくるわけです。
逆に言えば、生活習慣によってはここからマイナスになることもありうるのです。

また何歳の身長が最終身長となるのかは個人差のあることですが、一般的に男性で18〜19歳、女性で15〜16歳と言われます。
しかし少数ですが中には20歳を過ぎてもまた背が伸びている人もいますし、いつまで身長を伸ばすことができるのかは一概には言い切れません。
成長期における身長を伸ばす力を存分に生かせるような生活習慣を身に付けることで、遺伝による予測身長より大きく背を伸ばすことは可能です。
成長ホルモンの分泌が盛んな時期に、十分な栄養を摂り適度な運動を心がけ、心身ともにのびのびと成長できる環境を整えましょう。
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牛乳で背は伸びるのか?

子どもの頃に、毎日たくさんの牛乳を飲んだ経験はありませんか。
学校の給食で一人200ml飲み、家でもお茶代わりのようにごくごく飲み、一日で1リットル以上飲んでいた人も少なくないでしょう。
「牛乳の風味が好きだから」という人ならまだよいのですが、「お母さんに飲むよう言われて」「自分の身長を伸ばすために」という理由で無理に飲んでいたという話も聞きます。
果たして本当に牛乳を飲むことで、身長を伸ばすことができるのでしょうか?

現在でも一生懸命に子どもに牛乳を飲ませている親は多いようですが、実は「牛乳さえ飲んでいれば背は伸びる」というのは間違った思い込みなのです。
もちろん、カルシウムは骨にとっても大切な栄養素であり、牛乳は優れたカルシウム源と言えます。
しかし背を伸ばすのに重要なのは、じつはカルシウムよりタンパク質なのです。
タンパク質が骨や筋肉を作る素になることは、主婦の人ならご存知かと思います。
タンパク質は骨を作って背を伸ばす役割のほかにも、骨の成長に欠かせない成長ホルモンの分泌を促す働きも持ち合わせています。

一方のカルシウムは骨を強くする栄養素と言えます。
骨を作るタンパク質と、骨を丈夫にするカルシウムを十分に取り入れてこそ、健康的に背を伸ばすことができるのです。

高身長に憧れて毎日1リットル以上の過剰な牛乳を飲んでいると、満腹感で食欲がなくなり、肥満の原因になる可能性もあります。
その結果、身長が伸び悩んでしまう、ということもあり得ますので、牛乳だけに頼って栄養摂取をすることは避けましょう。
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楽しんで食べる重要性

みなさんは毎日の食事を楽しんで摂っていますか?
食事は忙しい日々の中でも栄養補給だけでなく精神的なリフレッシュももたらしてくれますので、できれば楽しんで食べたいものです。

身長を伸ばすためには、バランスの良い食事で栄養素を満遍なく摂取することが大切だと言われています。
背を伸ばすためと言ってひたすら牛乳ばかりを飲んでいる人もいますが、それでは他の栄養素が不足して、身長を伸ばすどころかからだの組織が正常に働かなくなってしまいかねません。
たしかに牛乳を飲んでカルシウムを取ることは大切です。
成長期にカルシウムを摂って骨を丈夫にしておかないと、後々に骨折しやすいとか骨粗しょう症になりやすいといった問題も起きやすくなります。
でも牛乳だけに頼らず、いろいろな食品から取り入れた方が他の栄養素も摂取できますし、食べる楽しみも感じられて成長にはプラスになります。

骨をビルに例えると、骨組みとなる鉄筋がタンパク質で、それらを補強するコンクリートがカルシウムであると言えます。
いくらカルシウムで補強しても、タンパク質を摂らないと鉄筋が作られず、身長が伸びないことになるのです。
健康的に背を伸ばすには、タンパク質とカルシウムのどちらも十分に取り入れる必要があります。

また効率的に栄養を摂取するには、いかに楽しく食べるかが重要になります。
ストレスを感じながら食べたときと、楽しんで食べたときでは栄養の吸収量に差が出てくるそうです。
特にタンパク質やカルシウムはリラックスして食べたほうが効率よく吸収できます。
背を伸ばすには、義務感に駆られて栄養を摂取するよりも楽しんで食べることが大切なのです。
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寝る子は育つ

睡眠が健康にも美容にも重要な要素であることはみなさんご存知ですよね。
肌は22時〜2時という真夜中に作り変えられると聞きますし、夜更かしした翌日の肌はぼろぼろで化粧ののりも良くありません。
また睡眠不足に対しての体力がもたなくなってきていることも、年齢とともにひしひしと感じてきていることでしょう。

このように、健康的な生活を送るために十分な睡眠は不可欠な要素なのです。
同じく、睡眠はからだの成長にも重要な役割を果たしています。
寝る子は育つ、とはよく言ったもので、身長を伸ばすためにも寝ることが大きく関わってきます。

身長を伸ばすために大切な成長ホルモンは、昼間起きているときより夜寝ているときのほうが多く分泌されます。
特に睡眠初期の眠りの深い時期に多く分泌され、血液中の成長ホルモンの濃度はピークに達します。
もし睡眠時間が短かったり、途中で睡眠が妨げられたりすると、成長ホルモンの分泌が悪くなり、身長の伸びも悪くなる可能性があります。

また、立っているときに比べ、横になっているときのほうが成長ホルモンの分泌も高くなるそうです。
横になることは、縦方向の重力から開放されて骨を休めることにもなります。
昼間、上半身の重さが下半身の骨にずっしりかかっていますので、夜間はそれらの負担から開放させてあげましょう。
子どもの成長を考える立場の親であれば、早く就寝できる雰囲気に持っていくことも大切です。
身長は寝ている間に伸びている、ともいえるほど睡眠は重要なのです。
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ぶら下がり健康器

健康維持のため、今でもぶら下がり健康器に毎日ぶら下がっている人もいることと思います。
ずっと同じ姿勢で仕事をしていたときや寝起きなどにおもいっきり背伸びをすると、とても気持ちがよく頭がスッキリしますよね。
それと同じでぶら下がり運動もからだと気持ちをリフレッシュさせてくれることでしょう。

しかし身長を伸ばすという目的でぶら下がり健康器に毎日ぶら下がっている人もいると思いますが、この説は信じてよいものなのでしょうか。
実際にぶら下がったあとはちょっと背が伸びている気がしますね。
これは骨と骨の間にある軟部組織が膨張することによって出た結果です。
骨と骨の間にある軟骨を含んだ軟部組織は普段から伸びたり縮んだりしています。
人の身長が朝と夜では1〜2cm差があるのも、この軟部組織の伸縮によるものです。
夜、横になって寝ていると軟部組織が伸び、昼間動いていると縦の重力が働いて軟部組織が縮むため、夜は朝よりも身長が低くなるのです。

毎日、朝昼晩とぶら下がり健康器にぶら下がっていると、この軟部組織が縮む暇がなくなり、身長が高くなったような気がするのです。
一時的にでも背を伸ばすことができるならそれでよい、と言う人にはぶら下がり運動も効果的と言えるかもしれません。
しかし、骨の軟部組織が膨張しているだけであって骨自体が伸びているわけではないので、ぶら下がり健康器では本当の意味では身長を伸ばすことは難しいと言えるでしょう。
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睡眠環境

子どもの身長のことで、悩むとまではいかなくても「せめて両親よりは大きく育ってほしい」と願うのが親心でしょう。
牛乳を飲めば背を伸ばすことができるという俗説を信じて、毎日牛乳パック1本分を子どもに飲ませている母親も多いと聞きます。
しかし本当はカルシウムに偏った栄養摂取を見直して、バランスのよい食事に心がけ、加えて適度な運動と十分な睡眠をとらせることが身長を伸ばすためには有効であることを理解して欲しいと思います。

寝る子は育つと言われるように(この俗説は正しいです)子どもの身長を伸ばすには睡眠が大切なポイントとなります。
質の良い睡眠を十分にとることで、成長ホルモンがどんどん分泌されて、子どもはすくすくと育ちます。
ところが最近では子どもの睡眠不足が問題となってきています。
多くは親の生活に影響を受けた結果なのですが、日本の子どもは世界一睡眠不足であると言われています。
日本の小学校高学年の睡眠時間の調査では、およそ30パーセントが8時間未満で、10時間以上寝ている子はわずか4%だったそうです。
これに比べて世界の子どもは半数以上が9時間以上の睡眠時間をとっていて、ヨーロッパの方では半数以上の子どもが10時間以上寝ているそうです。

テレビやゲームをやめられず、勉強時間も遅くなり、寝る時間が短くなってしまうのは、夜型の遊びを認めてしまっている日本の生活文化が原因かもしれません。
各家庭で子どもの睡眠を確保するために、生活習慣の見直しをしていく必要がありそうです。
寝つきが悪い子は昼間の運動量を見直してみましょう。
また子どもが寝る前に怒られると興奮して寝付けず、光の刺激も睡眠の妨げになります。
どうぞ、お母さん、子どもが寝る前にはやさしく「おやすみ」と接してあげてくださいね。
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運動の重要性

健康なからだを維持するため、あるいはメタボ対策のために毎日のウォーキングを日課にしている人は少なくないでしょう。
適度な運動を毎日続けて行なうことは、食事に気を使うことと同じように、健康的な生活を送る上で重要なポイントとなってきます。
このように、大人になってから改めてからだを動かすことの必要性を感じる場合が多いのですが、子どもの成長にも適度な運動は欠かせない要素となっているのです。

子どもの身長について悩んでいるお母さん、毎日毎日ぶら下がり健康器にぶら下がることを習慣づけるよりも、からだを思いっきり動かす習慣をつけた方がよっぽど背を伸ばすことに有効です。
運動することによって成長ホルモンの分泌を促し、適度な疲労感から熟睡を誘い、睡眠中の成長ホルモンの分泌も促します。
からだを動かすことで骨にも刺激を与え、骨を丈夫にします。
健康的に身長を伸ばすには、骨を丈夫に成長させることが大切です。

運動不足になると食欲も出にくく、寝つきが悪くなることがあります。
その結果、朝すっきりと起きられず、朝ご飯をとらなくなり、からだや頭の働きを鈍くしてまた運動不足の一日を過ごすという悪循環を招くことにもなります。
運動をすると食欲が増し、ぐっすり眠ることができ、朝もきちんと目覚めることができます。
朝食をしっかり摂り、一日をよいかたちでスタートさせられます。

運動と言っても、わざわざ特別なスポーツを行なう必要はありません。
外でのびのびとからだを動かす遊び、キャッチボールや鬼ごっこのような遊びで十分です。
生活リズムが乱れがちな休日こそ、外で遊ぶ習慣をつけてみるとよいと思います。
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思春期の身長増加

自分の身長の伸びが少なく悩んでいる人の中には、中学生から高校生くらいの男性が多くいるようです。
ちょうど周囲の友達はぐんぐん背が伸びて、少し前まで自分より小さかった人が追い越して行き、体型の変化が激しい時期だけに悩みも多いようです。
思春期に背が大きく伸びることはよく知られていることですね。
多くの人が中学生、高校生の頃にあっという間に背が伸びて、服がすぐ合わなくなった経験があることでしょう。

身長の悩みも多い思春期ですが、実はこの時期の伸びにはあまり個人差がないそうです。
思春期の期間には誰でも同じように背が伸びるのです。
そして多くはその後、背の伸びが止まってしまいます。
思春期は背が伸びる最後のラストスパートと言えるのです。

思春期の身長の伸びに個人差がない、ということは、成人したときの身長の差となるのは思春期を迎える前までに伸びた身長の差であるということになります。

思春期は子どもから大人へと変化していく時期で、大人になるということは骨が固まり成長が止まることも意味しています。
はやくに思春期を迎えてしまうと「子どもである時期が短く、背を伸ばすための時期が短くなってしまう」ということになります。
背を伸ばすには、思春期を遅らせて、伸びる時期を少しでも長くすることが重要です。
遺伝の影響もあり、思春期を人為的に遅らせることは難しいのですが、生活習慣により多少のコントロールはできるようです。
例えばカロリーの摂りすぎにならないような食生活を送る、夫婦喧嘩をしない、などです。
夫婦喧嘩が関係あるの?と思うかもしれませんが、家庭内で夫婦喧嘩が絶えないと、子どもが無意識に早く大人になろうとして思春期が早く訪れる傾向があるのだそうです。
納得、ですよね。
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俗説に惑わされないこと

自分自身の身長の伸びについて悩んでいる人も、子どもの身長を伸ばすために日々気を使っている親御さんも、人間の背が伸びることについて正しい知識を持つことが大切です。
美容やダイエットと同じように、身長についても悩んでいる人が多い分、それに応えるかのようにさまざまな情報や商品が世間にはあふれかえっています。
俗に言われている「身長を伸ばす方法」は、必ずしも万人に通用するものばかりではないことも知っておいてください。

「寝る子は育つ」ということわざは本当ですが、中には誤った俗説もあります。
毎日高い所からぶら下がっていれば背が伸びる、牛乳を毎日1リットル以上飲むと背が伸びる、などなど・・・
いかにも信じられそうな方法ですし、実際に成長期にそのような方法を取り入れてぐんと身長が伸びた人もいるかもしれません。
しかし、バランスのとれた食事をしていたからこそ背が伸びたのであって、きっと牛乳を毎日大量に飲んでいただけでは背は伸びなかったでしょう。
何が正しくて何が間違いなのかを知って、正しい情報に基づいた生活を送ることが大切です。

身長を伸ばすのに必要なものは、タンパク質などの栄養素、成長ホルモン、その分泌を促すために必要な睡眠と運動です。
それを知っていれば偏った方法を子どもに押し付け、身長を伸ばすために無駄な努力を続けることもなくなるでしょう。

また身長を意識的に伸ばせるのは乳幼児期から思春期前までの期限付きであると考えましょう。
思春期に入ると、背を伸ばすことより骨を丈夫にすることが大切になってきます。
背を伸ばすための努力をするなら、思春期前までが勝負と言えます。
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